沿線には自宅から手をふる地元の方々の姿や、勇姿をカメラに収めようとする人たちがたくさん見られました。
会津川口に到着。さっそく機関車に石炭と水が補充されました。給水棟なんてもちろんあるはずもなく、石炭はホームに台を設けて積込み、給水は駅舎からホースを使って行われていました。その脇では一日駅長の記念撮影も。そして駅舎に入ってみれば出店があり、そこにも鉄道浪漫が…。
前日はこの先の只見まで運転されましたが、この日は会津川口で折り返し。2時間47分の停留ですが、周辺の町の主催で無料周遊バスが運行されたり、駅前広場では特設ステージが設けられて演歌ショーが催されたり。地元の中高生がボランティアで交通整理やテントの物販を手伝っていたのが印象的でした。
列車の中で周遊バスを予約していたものの、見ればバスには乗りきれないほどの人数。ちょうど地元旅館への無料温泉入浴招待があったので、こちらに参加してみました。駅前からバスで数分の旅館鶴亀荘、小さな露天風呂からは只見川を挟んで只見線が見えます。(列車はまったくやってきませんでしたが…)
写真の玄関のむこうにちらっと見えているのが露天風呂です。
再び旅館の送迎バスで駅へ戻ると、演歌ショーも終わりかけ。駅前に並んでいた物販テントも撤収を始めていました。到着直後に焼そばととん汁をこのテントで購入し食べたものの、ちょっぴり小腹がすいてきて、駅前のパン工房「あるむ」でネコパンを購入。(この駅のまわりにはほかに食料が買えそうなお店は見あたりません。)
列車はすでに出発体制を整え、静かに折り返しの発車時刻を待っていました。そして、ここでも和太鼓と地元の方々のお見送りを受けて、再び会津若松に向けて出発。残念ながら転車台はとっくに使いものにならなくなっているため、復路は先ほどまで後部についていたDLが牽き、SLは後ろにくっついているだけ。でも煙を吐き、時おり汽笛を鳴らしていました。
終点の会津若松でクモハユ氏と別れ、普通列車を乗継いで首都圏へ。SL列車車中で知り合った方と東京(秋葉原)までご一緒しました。途中の郡山で「福島まるごと辨當」(中身)を購入、食べたあとはいつものごとく熟睡していたのでした…。